• HOME
  • ブログ
  • How to OOH
  • 中づり(中吊り)広告とは?費用相場や出稿の流れ、効果を高める方法まで解説
公開

中づり(中吊り)広告とは?費用相場や出稿の流れ、効果を高める方法まで解説

中づり広告とは、電車内の天井から吊り下げるポスター型の交通広告です。この記事では特徴やメリット、費用相場、出稿の流れ、効果を高める方法までをわかりやすくまとめました。自社に合う活用法を判断したい広告担当者はぜひ参考にしてください。

中吊り

新商品の認知を広げたいとき、電車内で毎日のように目に入る中づり(中吊り)広告は有力な選択肢になります。中吊り広告とは、電車の車内中央、天井から吊り下げて掲出するポスター型の交通広告で、通勤・通学中の乗客に繰り返し接触できる点が大きな持ち味です。費用は路線や掲出条件によって変わり、掲出前には鉄道会社ごとの審査もありますが、いずれも流れを先に押さえておけば計画は立てやすくなります。この記事では、中づり広告の特徴とサイズ、3つの強み、出稿前に押さえたい点、向いている場面、費用の決まり方、掲出までの流れ、効果を高める工夫、あわせて検討したいOOH媒体までを、OOHを扱う広告代理店の視点で順に整理します。

この記事でわかること

  • 中づり広告は電車の天井から吊るすポスター型の交通広告で、移動中に繰り返し見られやすい
  • 基本サイズはB3シングルとB3ワイドの2種類で、掲出は数日〜1週間の短期が中心
  • 費用は路線・枚数・期間・サイズで変動し、首都圏の主要路線は数十万〜数百万円、地方私鉄は数千円〜数万円台からが目安
  • 掲出には媒体選定・デザイン制作・鉄道会社の審査・印刷の工程があり、掲出希望日から逆算して準備すると安心
  • 効果を高めるには検索キーワードの設計、掲出時期の設計、車内ジャックや他OOH媒体との組み合わせが有効

中吊り広告とは電車内で目に入るポスター

中づり広告は、電車の車内中央に掲出される定番の交通広告です。まずは掲出のかたち、サイズ、掲出期間という3つの基本を押さえると、後の費用や出稿判断が読みやすくなります。

基本項目押さえどころ
掲出のかたち車内中央の天井から吊るし、乗客の目線に自然に入る
サイズB3シングルとB3ワイドの2種類が基本
掲出期間数日〜1週間の短期が中心

天井から吊るす車内媒体で視認性が高い

中づり広告は、車内中央の天井からポスターを吊り下げて掲出する車内広告です。乗客の目線の高さに近く、座っていても立っていても視界に入りやすいため、車内媒体の中でも注目度が高いとされています。混雑した車内では手元のスマホから視線を上げた先に自然と入り込むため、能動的に探さなくても目に留まる点が強みです。

シングルとワイドの2サイズが基本

中づり広告のサイズは、B3シングルとB3ワイドの2種類が基本です。B3シングルは515mm×364mmで、車両中央に掲出される標準的な規格です。一方、B3ワイドは1030mm×364mmで、B3を横に2枚並べた大きさとなり、視認性が高まります。情報量を絞ってシンプルに印象づけたい場合はシングル、伝える要素が多い、あるいは強い印象づけを狙うキャンペーンではワイドが向いています。訴求内容の量とデザイン、予算のバランスから選ぶとよいでしょう。

数日から1週間の短期掲出が選べる

中づり広告は、数日から1週間程度の短期掲出が中心の媒体です。短期間で多くの人に情報を届けられるため、新商品やキャンペーン、イベントの告知に向いています。掲出期間が短い分、掲出の開始日を細かく設定しやすいのも特徴です。長期でじわじわ認知を広げるというより、狙った時期に一気に接触を集めたいときに力を発揮する媒体です。

中吊り広告が持つ3つの強み

中づり広告の強みは、繰り返し接触・熟読性・媒体の信頼性の3点に集約されます。単に「よく見られる」だけでなく、乗客の行動特性と結びついて認知形成に効く点が特徴です。

強み効きどころ
繰り返し接触通勤・通学で同じ広告に何度も触れ、記憶に残りやすい
熟読性乗車中の手持ち無沙汰な時間にじっくり読まれる
媒体の信頼性公共交通という掲出環境がブランドの安心感を支える

移動中に繰り返し接触し認知が定着する

中づり広告は、同じ乗客に何度も接触することで認知が定着していきます。通勤・通学で毎日同じ路線を利用する人にとって、掲出期間中の広告は繰り返し視界に入る存在です。人は同じ情報に触れる回数が増えるほど親近感や記憶が強まりやすく、こうした反復接触が、中づり広告の認知形成を支える要素と考えられます。単発で強く訴えるより、短い掲出期間の中で接触頻度を積み上げる設計が向いていると言えます。

じっくり読まれ詳しい情報まで伝わる

中づり広告は、乗客に時間をかけて読まれやすい媒体です。乗車中は手持ち無沙汰になりやすく、視線の先にある中吊りポスターは自然と読み込まれる対象になりやすいでしょう。数分から数十分の乗車時間の中で見出しから細部まで目を通してもらえるため、キャッチコピーだけでなく補足情報まで伝えられます。見出しで興味を引き、詳細を補足として整理する構成にすると、この熟読性を活かしやすくなります。

公共交通の信頼性がブランドを支える

中づり広告は、公共交通という掲出環境そのものがブランドの信頼感を後押しします。鉄道各社の審査を通過した広告だけが車内に掲出されるため、掲出されていること自体が、広告主に対する安心感につながりやすいと考えられます。日常的に利用する電車という安心感のある空間に並ぶことで、広告主やブランドへの印象も落ち着いたものになりやすい媒体です。認知の獲得だけでなく、企業やサービスの信頼性を静かに補強したい場面でも活きてきます。

【関連記事】交通広告の効果とは?種類やメリット、活用のポイントを解説|OOHCmedia

出稿前に押さえたい注意点

中づり広告を検討する際は、審査・付随費用・効果測定の3点を事前に理解しておくと計画が立てやすくなります。いずれも準備段階で織り込んでおけば、掲出直前で慌てずに進められます。

注意点事前の備え
鉄道会社の審査各社の基準に沿い、修正を見込んだ余裕あるスケジュールを組む
付随費用媒体費に加え、デザインなどの制作費・印刷費が発生する前提で予算を見る
効果測定掲出前に反応の受け皿と成果指標を決めておく

鉄道会社ごとの審査基準を事前に確認する

中づり広告は、掲出前に鉄道会社ごとの審査を通す必要があります。審査基準は各社で異なり、表現や記載内容に制限が設けられているため、企画段階で基準を確認しておくとスムーズです。表現の調整が入る場合もあるので、掲出したい時期から逆算し、修正に対応できる余裕を持ったスケジュールを組んでおけば、希望どおりの掲出日で進められます。 OOHを専門にしている広告代理店に伴走してもらえば、基準を踏まえたデザイン設計から並行して進められるでしょう。

参考:東京都交通局「広告掲出審査ガイドライン」

参考:関東交通広告協議会「広告掲出審査基準」

媒体費に加えて制作費と印刷費が加わる

中づり広告の費用は、媒体費だけでは完結しません。ポスターというかたちで実際に製作・印刷する媒体である以上、媒体費のほかにデザイン制作費と印刷費が必要になり、掲出枚数が増えれば印刷部数も相応に増えます。予算を組むときは媒体費だけで見積もらず、制作から印刷までを含めた全体像で捉えておくと、社内稟議での説明もぶれません。どの費目がどれくらいの比重になるかは掲出条件で変わるため、条件が固まった段階で見積もりを取るのが確実です。

効果を数値で追いにくく事前設計が要る

中づり広告は、Web広告のようにクリックや表示回数がその場で計測される媒体ではありません。だからこそ、掲出前に「何をもって成果とみなすか」を決め、反応を受け止める導線を用意しておくことが効果検証の土台になります。指名検索数の推移、特設ページへのアクセス、店頭やECの動きなど、追う指標を先に決めておけば、掲出後の振り返り材料が残ります(具体的な設計方法は後述します)。

中吊り広告が活きる場面は?

中づり広告は、短期の話題化・地域への告知・認知の受け皿づくりといった場面で力を発揮します。自社の目的がこれらに近いほど、投じた予算が成果に結びつきやすくなります。

活きる場面向いている理由
新商品・キャンペーン告知短期集中で一気に接触を集められる
沿線店舗のオープン告知路線を絞り、地域の生活者に届けられる
Web広告の受け皿づくり広く認知を広げ、指名検索や来訪につなげる

新商品やキャンペーンを短期で広めたいとき

中づり広告は、新商品やキャンペーンを短期間で一気に広めたい場面に向いています。掲出期間が数日〜1週間と短く、開始時期を発売日やキャンペーン初日に合わせやすいため、告知の山場に接触を集中させられます。同じ路線の利用者に繰り返し接触できるため、「発売のタイミングでまとまった認知をつくりたい」というニーズと相性がよい媒体です。食品・飲料やエンタメなど、旬を逃さず届けたい商材で選ばれてきました。

沿線の店舗オープンを地域に告知したいとき

中づり広告は、特定エリアの店舗オープンを地域に告知したいときにも有効です。路線や区間を絞って掲出できるため、その沿線を日常的に使う生活者にねらいを定めてアプローチできます。全国に広く配信するのではなく、開店する店舗の商圏に集中して認知を届けたい場合、沿線利用者に繰り返し接触できる中づり広告は効率のよい選択肢になります。地域密着型のプロモーションを組み立てたい広告主に適した使い方です。

認知拡大でWeb広告の受け皿を広げたいとき

中づり広告は、Web広告の効果を底上げする認知の受け皿としても働きます。運用型のWeb広告は、そもそもブランドやサービスを知っている人ほど反応しやすい傾向があります。中づりで先に幅広い認知をつくっておくと、その後のバナーやリスティングでのクリックやCVが伸びやすくなるでしょう。オンラインだけでは広げにくい認知の土台を電車内でつくり、Web側で反応を回収する。この役割分担で捉えると、中づり広告を予算に組み込む意味が説明しやすくなります。

中づり広告の費用相場と決まり方

中づり広告の費用は、路線・枚数・期間・サイズという4つの要素で決まります。同じサイズ・同じ1週間の掲出でも路線によって金額は変わるため、相場を一律の数字で捉えるより、「何で変わるのか」を押さえておくほうが企画の精度は上がります。

費用を左右する要素費用への影響
路線・エリア利用者数の多い首都圏主要路線ほど高くなる
掲出枚数・期間基本的には枚数が多く期間が長いほど費用が上がる
サイズB3ワイドはB3シングルの約2倍前後が目安

路線・枚数・期間・サイズで費用が変わる

中づり広告の費用は、路線・掲出枚数・掲出期間・サイズの組み合わせで決まります。なかでも路線による差が大きく、利用者数の多い首都圏路線では数百万円規模になる一方、地方路線や短距離の私鉄路線では数千円〜数万円台から出稿できるケースもあります。サイズについては、B3ワイドはB3シングルの約2倍前後の料金が目安です。掲載条件によって費用は変動するため、具体的な金額は掲出したい路線・期間・枚数を前提に、媒体社や代理店へ見積もりを依頼して確認するのが確実です。

参考:名古屋市交通局「MEDIAGUIDE(2026年度)」

首都圏の主要路線は数十万〜数百万円が目安

首都圏の主要路線でも、費用は路線によって数十万円から数百万円規模まで開きます。利用者数が多い路線ほど接触できる人数も多く、その分料金は高く設定されるのが一般的です。たとえば同じ1週間・B3シングルサイズの掲出でも、納品枚数が少ないほうが料金は高い、というケースも珍しくありません。料金は枚数だけで決まるのではなく、路線ごとの乗車人員や広告としての注目度が反映されていると考えられます。首都圏で検討する場合は、枚数の多さだけで判断せず、路線ごとの料金と接触できる層を並べて比較しておくと、社内での説明もしやすくなります。

参考:詳細|JR東日本交通メディア|jeki(株)ジェイアール東日本企画

地方路線は数十万円台から出稿できる

地方のローカル路線であれば、中吊り広告は数千円〜数万円台から出稿できる場合があります。首都圏の主要路線と比べて利用者数が絞られる分、費用も抑えられる傾向があるため、沿線エリアでの認知向上をねらう地域企業にとって導入しやすい価格帯です。全国的な認知拡大より、地元の商圏に確実に届けたいというニーズには、こうした地方路線の活用が現実的な選択になります。予算規模に応じて路線や掲出範囲を選べる点も、中吊り広告の柔軟さと言えます。

参考:広告の掲載|井原鉄道株式会社

参考:広告料金について|いすみ鉄道公式ウェブサイト

【関連記事】交通広告の費用はどう決まる?媒体別の料金の考え方と選び方を解説|OOHCmedia

中づり広告を出すまでの流れ

中づり広告の出稿は、媒体決定・デザイン制作と審査・印刷と掲出という3つの手順で進みます。媒体選定、審査、デザイン制作、印刷、納品の工程があるため、掲出希望日から逆算して早めに準備するとスムーズです。

手順主な作業
手順1エリア・路線・時期・サイズを決め、媒体を確定する
手順2デザインを制作し、鉄道会社の審査を受ける
手順3ポスターを印刷し、車内に掲出する

手順1エリアと路線を絞り媒体を決める

最初の手順は、ターゲットとするエリアや利用者層を整理し、掲出する路線・時期・サイズを決めることです。誰に届けたいのかを起点に路線を絞り込み、告知したい時期から掲出のタイミングを逆算しましょう。空き枠や掲出条件は時期によって変わるため、候補が固まった段階で媒体社や代理店に最新の状況を確認しながら進めると、無理のない計画になります。この段階で目的とエリアがはっきりしていると、後のデザインや予算配分の判断もぶれにくくなります。

手順2デザインを制作し電鉄審査を受ける

次の手順は、掲出内容に合わせてポスターのデザインを制作し、鉄道会社の審査を受けることです。中づりは一定の距離から見られるため、文字の大きさや情報量のバランスが仕上がりを左右します。伝えたい要素を絞り、ポスター上部のくわえ部分に文字が入り込まないよう余白を確保しておくと、車内でも読み取りやすく仕上がるでしょう。デザインが固まったら審査に進みます。修正依頼が入る場合もあるため、入稿日から逆算した余裕のあるスケジュールを組んでおくと安心です。

手順3ポスターを印刷し掲出する

最後の手順は、審査を通過したデザインをポスターとして印刷し、媒体社へ現物を納品したうえで車内に掲出することです。枚数に応じた部数を印刷します(例:JR東日本の中づりは1車1枚が基本)。原則として掲出開始日の5〜7営業日前までに媒体社の指定先へ納品すると、鉄道会社側で取付作業が行われ、指定日から掲出開始となる流れです。掲出枠は申し込み順に確定していくため、掲出時期と条件が決まった段階で早めに申し込んでおくと、狙った時期を確保しやすくなります。掲出が始まれば、決められた期間中はその路線を利用する乗客に繰り返し接触できます。

中吊り広告の効果を高める方法

中づり広告の効果は、反応導線の設計・掲出時期の最適化・他媒体との組み合わせで底上げできます。掲出して終わりにせず、接触した人を次の行動につなげる工夫が成果を分けます。

高め方ねらい
検索キーワードの設計広告を見た人を指名検索・特設ページへ誘導する
掲出時期の最適化発売日やイベントの山場に接触を集中させる
他媒体との組み合わせ車内ジャックやOOHの併用で印象を強める

検索キーワードを設計し反応を促す

中づり広告の効果を可視化するには、広告を見た人が検索したくなるキーワードを設計しておくことが有効です。覚えやすい商品名やキャンペーン名、専用の検索ワードを紙面に添えておけば、興味を持った乗客がその場や帰宅後に検索し、特設ページへたどり着いてくれるでしょう。掲出期間中の指名検索数やサイトへのアクセス推移を見れば、中づり広告の手応えを間接的に測りやすくなります。掲出前に誘導先のページを整えておくと、この導線がより機能します。

掲出時期を告知の山場に合わせる

中づり広告は、掲出時期を告知の山場に合わせることで効果が高まります。掲出期間が短いという特性は、裏を返せばタイミングを狙い撃ちできる強みでもあります。新商品の発売日、キャンペーンの開始日、イベントの直前といった、注目を集めたい時期に掲出を重ねれば、限られた期間の接触を成果に直結しやすくなるでしょう。漫然と出すのではなく、認知のピークをつくりたい一点に絞って投下する発想が、短期媒体である中づり広告には合っています。

車内ジャックや他媒体と組み合わせる

中づり広告は、車内の他媒体やOOHと組み合わせることで印象を強められます。中づり広告だけでなくドア横やまど上など複数の車内広告を同じデザインで揃える車内ジャックにすれば、乗車空間全体で同じメッセージに触れてもらえるため、記憶に残る確度も高まるでしょう。車外のOOH媒体との組み合わせについては、次の章で整理します。

【関連記事】OOHとは?種類やメリット、DOOHとの違いから掲出の流れまで徹底解説|OOHCmedia

中づりと合わせて検討したいOOH媒体

中づり広告を軸にしつつ、ビルボードやデジタルサイネージを組み合わせると、認知の広がり方に厚みが出ます。それぞれ得意な役割が異なるため、目的とエリアで使い分けるのが基本です。

OOH媒体得意な役割
ビルボード街なかの広範囲に繰り返し印象づける
デジタルサイネージ映像や音声で情報量の多い訴求ができる
使い分けの軸届けたい相手とエリア、訴求内容で選ぶ

ビルボードで街中の広範囲に印象づける

ビルボードは、街なかの広い範囲に大きく印象づけたいときに向くOOH媒体です。建物の壁面や屋上、幹線道路沿いなどに大型で掲出されるため、通行する多くの人の視界に自然と入り込みます。中づり広告が電車内という閉じた空間で乗客に届く媒体だとすれば、ビルボードは街の生活動線の中で不特定多数に届く媒体です。両者を組み合わせれば、移動中の車内と街なかの双方で接触機会をつくれ、地域での認知を面として広げられます。

デジタルサイネージで動画訴求を加える

デジタルサイネージは、映像や音声を活用して情報量の多い広告をリアルタイムに配信できる媒体です。静止画のポスターでは伝えきれない動きのある表現も可能で、駅構内や街なかのサイネージで動画を流せば、中吊り広告とは異なる印象を残せるでしょう。じっくり読ませる中吊りと、動きで引きつけるデジタルサイネージを役割分担させると、訴求の幅が広がります。

【関連記事】デジタルサイネージ広告とは?広告の種類や活用例を解説|OOHCmedia

目的とエリアで媒体を使い分ける

OOH媒体は、届けたい相手・エリア・訴求内容によって使い分けるのが基本です。沿線の生活者に繰り返し届けたいなら中吊り、街全体に広く印象づけたいならビルボード、動きのある表現で目を引きたいならデジタルサイネージ、といった具合に、それぞれの強みが活きる場面は異なります。ひとつの媒体に絞るより、目的から逆算して複数を組み合わせるほうが、限られた予算でも認知形成の効率を高めやすくなります。まずは自社の目的とターゲットエリアを言語化することが、媒体選びの出発点です。

媒体選びに迷ったら相談すべきケースは?

中づり広告の出稿では、路線の組み合わせ・審査やデザインの手間・OOH全体の比較といった判断が必要になります。こうしたケースでは、媒体を横断して扱う専門家に相談すると計画が進みやすくなります。

相談したいケース相談で解決すること
複数路線の組み合わせ目的と予算に合う最適な路線プランを設計できる
審査・デザイン制作制限を踏まえた表現と工程管理を任せられる
OOH全体の比較中づり以外も含めて媒体を客観的に比較できる

複数路線から最適な組み合わせを選びたいとき

複数の路線から自社に合う組み合わせを選びたいときは、OOHを専門する広告代理店への相談が近道になります。中づり広告は路線ごとに利用者層も費用も異なり、どの路線をどう組み合わせれば目的に合うかを独力で見極めるのは簡単ではありません。ターゲットとするエリアや予算を伝えれば、複数路線の中から目的に合うプランを提案してもらえます。自社だけで路線表を眺めて迷うより、実績のある相手と一緒に組み立てるほうが、精度の高い選択にたどり着きやすくなります。

審査やデザイン制作を任せて進めたいとき

電鉄審査やデザイン制作に不安があるなら、外部のプロに任せるのも有効な選択肢です。中づり広告は掲出位置に応じたデザイン上の配慮が求められ、審査対応と制作を並行して進める場面もあります。こうした媒体特性を踏まえた制作は、経験のある広告代理店やデザイン会社に相談することで、媒体に合った表現に仕上げやすくなります。審査対応から印刷、掲出までの工程管理を含めて任せられれば、社内のリソースが限られていても計画を前に進められるでしょう。

OOH全体を横断して媒体を比較したいとき

中づり広告、ビルボード、デジタルサイネージ、駅貼りポスターなど、OOHには多様な媒体があり、目的によって最適解は変わります。複数媒体を同じ基準で比較できる状態にすれば、中づり広告が自社の目的に合っているかどうかも含めて、客観的に判断しやすくなります。選択肢を広く見たうえで判断したい広告主に適した進め方です。

まとめ

中づり広告は、電車内という反復接触の効く空間で認知を積み上げられる交通広告です。B3シングルとB3ワイドのサイズ、数日〜1週間の短期掲出、路線・枚数・期間・サイズで決まる費用、そして鉄道会社の審査を含む準備工程を押さえておけば、自社の目的に合うかを判断しやすくなり、上長にも根拠を添えて説明しやすくなります。効果を測る指標が事前設計に左右される媒体だからこそ、検索キーワードの設計や掲出時期の最適化といった準備が成果を左右します。

最適な路線の組み合わせを見極めたり、審査やデザイン制作の工程を組み立てたりする作業は、販促担当者にとって手間のかかる部分です。中吊り広告以外のOOH媒体まで含めて比較したい場合は、媒体を横断して見られる情報源があると検討が進みます。 OOHCmediaは日本国内・海外の屋外広告、イベントスペース、街頭ビジョンなどOOH媒体を検索し、媒体情報を見ることができるOOH総合情報サイトです。中づり広告はもちろん、ビルボードやデジタルサイネージまでを一つの視点で見渡せるため、目的とエリアから逆算した媒体選定を進められます。複数媒体を比較しながら出稿を検討したい広告担当者にとって、最適な組み合わせを見つける出発点として活用できます。

お問い合わせ|OOHCmedia